【頭痛整体】その頭痛は、あなたへのメッセージである。
4年間「頭痛専門」でやってきてのべ2万人近くの頭痛患者を治療してきました。いろんな首があり、いずれの人も首の筋肉がパンパンに張っています。そして、頚椎2番の骨がズレています。そこで、とてもおもしろい事実が浮かびあがってくるのです。頭痛患者が、頭痛が治っていくと同時に「生き方」が変わっていくのです。頭痛がなくなるんですから、毎日が楽になっていっぱい仕事できて・・・ということ以外にもっと深いところにこの頭痛治療のテーマがあったのです。
それが、「自分らしく生きる」ということだったのです。
私もそうだったように、頭痛患者は、頭痛の裏にある「人生に対する納得のいかなさ」を抱えています。特に当院に来られる方の多くは、「こんなの私の人生じゃない!」という心の叫びが頭痛という痛みのメッセージとして出ていることが多いのです。だから、頚椎2番のズレを調整して頭痛を改善していくと、「生き方」が変わってくるのです。ある人は、離婚したり、ある人は転職したり、ある人は頭痛治療家になったり(笑)ある人は、子供との時間を増やしたり、ある人は、転居したり、ある人は、新しい趣味を始めたりいろんな変化が出てきます。
自分らしく生きられない世の中のテーマとは?
だから、治療してるうちに今まで抑えつけられていた感情が一気に溢れ出して、感情の起伏が激しくなったり熱が出たり、風邪をひいちゃったり、寝込んだり、体の中で大地震が起こります。これは、薬を長年飲みすぎた人に多いですが、「こう生きなくてはダメだ」と決めつけていた人ほど爆発します。今まで水流を止めていたバルブを開くのですから、すごい激流がやってくることになります。
頭痛患者の首は、本当にカチカチになっています。あなたも隣にいる頭痛の人の首を触ってみてください。「うまく生きれない悔しさ」に耐えるたびに頚椎2番がズレることによって、その周囲の筋肉を硬くすることによって、感情のアクセルを止めていたのです。それが一気に崩壊します。「生き方」のねじれが、頭痛を生んでいるのです。
人間は、内側からくる魂で生きています。肉体や心はごまかせても、魂が納得してない状況に人は苦しみます。まるで、親に認められず自分らしく生きようともがいた路上ライブの青年のように、なんとか自分らしい生き方をしようともがいているのです。